和温療法
「たかが体の冷え」とあなどるなかれ、その冷えがさまざまな現代病を生んでいるのです…。
現代病の多くが、体の冷えによる全身の血行障害が引き金になっていると言われています。体の冷えは血流の低下と血管の弾力性を奪ってしまうので、動脈は硬くなり、老化の原因ともなるのです。常日頃から心臓、血管、そして心を若々しく保つよう心掛けましょう。
ココロとカラダに心地いい60分。中野内科の和温療法
和温療法とは?
中野内科が導入している「和温療法」。この和温療法とは、鹿児島大学第一内科・鄭 忠和教授が開発した、心地よい温度(和温)に調整されたサウナ浴を用いた治療法です。60℃(和温)に調整された遠赤外線サウナで全身を15分間温め、深部体温を上昇させた後、その後30分間の安静保温で和温効果を持続させ、終了時に発汗に見合う水分を補給する治療法です。
全身の血液の流れがスムーズになることで循環器疾患をはじめ、さまざまな分野の治療に効果が期待されています。
また、深部体温を約一度上げることにより末梢血管が拡張し、心臓の負担が軽減されるため、高齢者や入浴が困難な重症患者にも使用が可能です。
※「和温療法」を一日1回、週3~5日間、期間にして2 ~6週間、実施することでより一層その効果が期待できます。
和温療法にはどんな効果があるの?
<循環器疾患>
血液の流れが低下していることに起因する心不全や糖尿病の合併症の一つである閉塞性動脈硬化症などにも効果が期待できます。
<ストレス性に関する疾患や肩こり・冷え性の改善>
慢性疲労や慢性疼痛(長期にわたって続く痛み)などに効果が期待できるとともに、体を温めることで肩こりが解消した…、冷え性が改善された…などの結果も出ています。また、ストレスが免疫力を低下させることは皆さんよくご存じだと思いますが、サウナで爽快感が得られ、結果としてストレス発散にもつながり快活な日々を過ごすことが可能になります。
※「和温療法」により、心臓・血管・そして、心を若々しく保ち、元気な毎日を取り戻しましょう。
※和温療法は自由診療です。そのため健康保険は適用されません。費用については当院スタッフにお気軽にお尋ね下さい。
和温療法の流れ
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まず水分補給をしていただきます。
(水は適度なミネラルバランスで、まろやかなおいしさが特徴といわれる軟水です。)
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ロッカーで病衣に着替えていただきます。
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血圧測定と脈拍測定など事前の体調チェックを行います
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いよいよ和温ルーム(サウナ)へ。
約15分間遠赤外線サウナで発汗を促します。
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身体をすっぽり保温衣でくるんだ安静保温を行います。
休憩ルームで約30分間ゆっくりお休み下さい。
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もう一度発汗に見合った水分補給をしていただきます。
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血圧測定と脈拍測定
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洋服に着替え、さあ帰り支度です。一日どうもご苦労さまでした。